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[16p-B12-2] 単一銀ナノワイヤー2量体間隙の一次元SERSホットスポットにおける色素分子とプラズモンとの電磁気学的強結合
キーワード:プラズモン、ナノワイヤー、強結合
金や銀のナノ粒子2量体の1 nm以下の間隙はホットスポットとよばれプラズモン共鳴と分子が強く相互作用し分子の光学応答が増強する。この間隙ではプラズモンと1分子とで電磁気学的強結合系を形成している。このような系は量子電磁力学のプラットホームとなり近年急激に研究が進んでいる。ナノワイヤーの2量体の間隙では強結合が一次元方向に10 mm程度、つまり104倍程度に延びていると期待できる。今回、銀ナノワイヤー2量体のプラズモン共鳴をSERS失活前後で比較することで一次元方向に長く伸びた強結合系を実証した。