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[16p-C32-8] 水蒸気観測用近距離用小型半導体ライダーの開発
キーワード:ライダー、大気中水蒸気、可変波長半導体レーザ
対流圏湿度は気象庁により定常観測されているが、上空の水蒸気計測は気象に左右される。ライダーによる計測も行われてきたが、安価な半導体レーザを用いた定常観測ができれば好都合である。そこで差分吸収法とM系列の手法を用いて低パワーの半導体レーザを有効利用することが考えられる。吸収線の830nm帯を利用すれば、高感度な検出器と安価な半導体を利用できることに着目した。測定装置を開発し、性能評価を行ったので報告する。