2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[16p-P1-1~21] 3.9 テラヘルツ全般

2016年9月16日(金) 13:30 〜 15:30 P1 (展示ホール)

13:30 〜 15:30

[16p-P1-11] 3Dプリンターを用いたテラヘルツ領域の波長板の作成

坂田 諒一1、的場 みづほ1、有川 敬1、田中 耕一郎1,2 (1.京大院理、2.京大物質―細胞統合システム拠点)

キーワード:テラヘルツ光学素子、波長板、3Dプリンター

近年、テラヘルツ光を用いた研究領域が発展している。しかしながら、超短THzパルスに含まれる数オクターブに及ぶ周波数域をカバーする波長板は、屈折率の分散などが理由で、異方性のある素材を切り出す方法では作成が難しい。そこで、我々は3Dプリンターで波長以下の異方的な構造を作成することでTHz領域のλ/4板を作成した。メタマテリアル近似が使える0.2 THzで直線偏光が円偏光に変換できることを確認した。