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[16p-P1-7] 直交偏波励起テラヘルツ波表面発生の検証
キーワード:テラヘルツ波、非線形光学、表面発生
本研究では、従来の表面発生に比べ、安価で広帯域な光源開発を目的とした、新しいTHz波表面発生法の検証を試みた。非線形光学結晶は、一軸性結晶であるLiNbO3結晶を採用した。常光と異常光の差に着目し、結晶角度θを可変し調整することで、位相整合を満たし表面発生を実現する。さらに、結晶角度θ及びφを可変させたときの、表面発生に有効な非線形光学係数の解析に成功した。本結果は、新たなTHz波光源の可能性を検討するものである。