[16p-P6-1~22] 12.1 作製・構造制御

△ [16p-P6-1] Eu(III)錯体を核形成場とした有機／リン酸カルシウム複合粒子の創製

〇片岡 卓也¹、多賀谷 基博¹ (1.長岡技科大工)

キーワード：リン酸カルシウム、ユウロピウム(III)、有機無機ハイブリッド

リン酸カルシウム (CP) は、バイオ・医療用材料としての実用研究対象となっている。CPの諸機能を向上させるためには、バイオミネラルにみられるような有機分子との相互作用に基づく核形成／結晶成長過程の研究は重要である。本研究では、有機Eu(III)錯体 (トリス(2,2,6,6-テトラメチル-3,5-ヘプタンジオナト)ユウロピウム(III): EuTH) におけるCPの核形成・粒成長により、EuTH／CP複合粒子を創製し、物性を評価した。