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[16p-P7-1] A comparison of quasi-exact and exact rate equation on the analysis of thermally activated delayed fluorescence materials
Keywords:TADF, Rate equation, Exact solution
蛍光、燐光など、各種の光反応素過程の速度定数(k)を正確に評価することは、基礎学術上のみならず光材料開発においても重要である。本研究では、近年、注目を浴びる熱活性型遅延蛍光(TADF)材料のレート方程式の二つの解き方(擬厳密解と厳密解)の比較、検証を行った。擬厳密解はTADF材料の速度定数解析に汎用的に良く使われているがいくつかの複雑な近似が前提としており、一方、厳密解の検証はこれまでにない。結果、遅延蛍光の速度定数がマイクロ秒を切るなど、極端な光特性の条件において擬厳密解と厳密解に違いが表れてくることが分かった。