2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[19a-P3-1~32] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2016年3月19日(土) 09:30 〜 11:30 P3 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[19a-P3-20] アリールクラウンエーテル錯体を用いた安定なn型単層カーボンナノチューブの作製

池田 智博1、野々口 斐之1、河合 壯1 (1.奈良先端大物質)

キーワード:熱電特性、単層カーボンナノチューブ

殆どの炭素・有機材料がp型を示すため、ユニレグ型有機熱電システムが検討されてきたが、より効率的とされるバイポーラ熱電システムに向けn型材料の開発が必要である。我々は、n型単層カーボンナノチューブ内の負電荷を安定化するため、適切な陽イオンの導入を検討した。本研究では、種々のクラウンエーテルとアルカリ金属陽イオンの錯体を吸着させたn型単層カーボンナノチューブの熱電特性と安定性を評価した。