2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[19a-P4-1~31] 12.4 有機EL・トランジスタ

2016年3月19日(土) 09:30 〜 11:30 P4 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[19a-P4-14] ベンゾジチオフェンダイマー誘導体を用いた有機薄膜トランジスタ

山下 真由子1、福村 光平1、後藤 扶美子1、大須賀 秀次1、宇野 和行1、田中 一郎1 (1.和歌山大システム工)

キーワード:有機薄膜トランジスタ、ベンゾジチオフェンダイマー誘導体、量子化学計算

ベンゾジチオフェンダイマー(BDT-dimer)誘導体は、大気中安定性に優れ、高キャリア移動度を示すことが期待できる。しかし、BDT-dimerは、成膜性が悪く、高キャリア移動度を示すTFTの作製には至らなかった。そこで、BDT-dimerの両端にアルキル鎖を付与すると、成膜性が改善されることがわかった。その理由は、分子同士の相互作用の異方性が大きくなるためであると量子化学計算によって示された。