2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[19a-P5-1~38] 12.5 有機太陽電池

2016年3月19日(土) 09:30 〜 11:30 P5 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[19a-P5-7] 七員環を有するフラーレン誘導体の合成と有機太陽電池への応用

中川 貴文1、小汲 佳祐2、Zhang Ying1、岡田 洋史1、松尾 豊1 (1.東大院理、2.都産技研)

キーワード:フラーレン誘導体、開放電圧

七員環型フラーレン誘導体の合成は、低収率であることや原料の調製が困難であることから限られていたが,フラーレンダイマーを出発原料としフラーレンカチオンを経由することで,84%という高収率で合成できた.ドナーにP3HTを用い有機薄膜太陽電池を作製し最適化することで,変換効率は1.74%となった. 開放電圧はPC61BMのものと比べ,およそ0.1 V高い0.71 Vであった.