09:30 〜 11:30
[19a-P5-7] 七員環を有するフラーレン誘導体の合成と有機太陽電池への応用
キーワード:フラーレン誘導体、開放電圧
七員環型フラーレン誘導体の合成は、低収率であることや原料の調製が困難であることから限られていたが,フラーレンダイマーを出発原料としフラーレンカチオンを経由することで,84%という高収率で合成できた.ドナーにP3HTを用い有機薄膜太陽電池を作製し最適化することで,変換効率は1.74%となった. 開放電圧はPC61BMのものと比べ,およそ0.1 V高い0.71 Vであった.