[19a-W323-1~12] 12.6 Nanobiotechnology

[19a-W323-12] Changes in Graphene Ambipolarity Due to Escherichia Coli Adsorption

〇Yana Mulyana¹, Mutsunori Uenuma¹, Naofumi Okamoto¹, Yasuaki Ishikawa¹, Ichiro Yamashita¹, Yukiharu Uraoka¹ (1.NAIST)

Keywords:graphene-FET,E. coli,ambipolar characteristic

グラフェンには、機械的強度、化学的安定性、高い導電性、室温での高いキャリア移動度などの優れた特性がある。また、グラフェンは2次元的な材料で表面敏感に応答するという性質から、高感度なセンサーへの応用が期待される[1,2]。特にグラフェンは炭素のみで構成されていることを考えると、バイオセンサーには理想的な材料であると考えられる。本研究では、グラフェンとバイオ物質の適合性を検証するため、グラフェン電界効果トランジスター（G-FET）にバイオ物質を吸着させ、グラフェン特有のアンビポーラ特性の変化を調査した。本実験では、グラフェン層に吸着されるバイオ物質として、大腸菌(E. coli : BL21(DE3))を用いた。