2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.1 基礎物性

[19a-W833-1~8] 11.1 基礎物性

2016年3月19日(土) 10:00 〜 12:00 W833 (西8号館)

山田 博信(山形大)

11:00 〜 11:15

[19a-W833-5] Bi2Sr2CaCu2O8+\delta 固有ジョセフソン接合における第2 スイッチの臨界電流密度依存性

野村 義樹1、岡本 陸1、神原 仁志1、掛谷 一弘1 (1.京大院工)

キーワード:Bi2212、固有ジョセフソン接合

Bi2Sr2CaCu2O8+\delta (Bi2212)中の固有ジョセフソン接合では、第2スイッチと呼ばれるスイッチで実験的に得られるクロスオーバー温度が理論値に比べて高くなる現象が報告されている。本研究ではBi2212を用いて第2スイッチの臨界電流密度依存性について調べた。その結果Bi2212では臨界電流密度の上昇とともにクロスオーバー温度が減少する傾向が得られた。