[19p-H103-1~21] 6.2 カーボン系薄膜

[19p-H103-12] ダイヤモンドのNVセンターを用いる超高感度NMR

〇磯谷 順一¹、角谷 均²、Scheuer Jochen³、Schwartz Ilai³、Chen Qiong³、Schulze-Suenninghausden David⁴、Carl Patrick⁵、Hoefer Peter⁵、Retzker Alexander⁶、Luy Burkhard⁴、Plenio Martin³、Naydenov Boris³、Jelezko Jelezko³ (1.筑波大、2.住友電工、3.ウルム大、4.カールスルーエ大、5.ブルカー、6.ヘブライ大)

キーワード：ダイヤモンド、NVセンター、動的核分極

室温・光ポンピングで得られるダイヤモンド中のNVセンターの電子スピンの高い分極を核スピンに移すことによりNMRの高感度化を目指した。パルスESR装置を用い、NOVEL（電子スピンのラビ周波数と核のNMR周波数を一致）というマイクロ波パルスを加えた。NMR装置に試料を移し、強い13C-NMRシグナルが得られた。ナノダイヤモンドのDNP試薬への応用、MRIにより追跡するイメージングの応用に通じる。