2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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15 結晶工学 » 15.1 バルク結晶成長

[19p-H112-1~15] 15.1 バルク結晶成長

2016年3月19日(土) 13:15 〜 17:15 H112 (本館)

荻野 拓(東大)、綿打 敏司(山梨大)

14:00 〜 14:15

[19p-H112-4] 種結晶を用いたタンパク質結晶内に存在する多量の局所的な歪みの解消

小泉 晴比古1、宇田 聡1、橘 勝2、塚本 勝男3、小島 謙一4、野澤 純1 (1.東北大・金研、2.横市大・院生命ナノ、3.阪大・院工、4.創英大・教育)

キーワード:タンパク質結晶、ロッキング・カーブ測定、歪み緩和

精密なタンパク質分子の三次元構造を得るためには、良質なタンパク質結晶が必須である。これまで、我々は、タンパク質結晶の不完全性は、結晶内に存在する多量の局所的な歪みとサブグレイン間の配向不整に支配されていることを明らかにしてきた。本発表では、種結晶を利用することにより、タンパク質結晶内に存在する多量の局所的な歪みの解消を試みた。