[19p-H113-1~9] 6.5 表面物理・真空

[19p-H113-6] テトラテトラコンタンの吸着によって引き起こされるAu(111)ショックレー状態の変化

〇水島 啓貴¹、古池 晴信¹、石田 行章²、鈴木 雄太¹、小澤 健一³、間瀬 一彦^4,5、辛 埴²、金井 要¹ (1.東理大理工、2.東大物性研、3.東工大院理工、4.高エネ研 PF、5.総研大)

キーワード：ショックレー状態、テトラテトラコンタン、界面電気二重層

本研究では、有機分子の吸着によって生じるAu(111)のショックレー状態の変化を調べることにより、界面電気二重層の成因に関する洞察を得ることを目的とした。今回は、直鎖アルカン分子の一種であるテトラテトラコンタン(TTC)を用いることで、物理吸着のみが金属のショックレー状態に与える影響について明らかにすることを試みた。
講演では、TTCの膜厚依存性など、詳細なデータを示し、議論を行う。