2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19p-H116-1~14] 3.1 光学基礎・光学新領域

2016年3月19日(土) 13:15 〜 17:15 H116 (本館)

小澤 祐市(東北大)、酒井 優(山梨大)、宮本 克彦(千葉大)

16:45 〜 17:00

[19p-H116-13] 電子線照射によるウルトラファインバブルの高分解能イメージング

〇(M1)原 直渡1、福田 真大1、居波 渉1,2、川田 善正1,2、小林 秀彰3、前田 重雄3、藤田 俊弘3 (1.静岡大工、2.静岡大電研、3.IDEC株式会社)

キーワード:ウルトラファインバブル、超解像顕微鏡

200 nm以下に多く分布するウルトラファインバブル(UFB)とよばれる気泡の観測を行った.
本手法は液中に集束した電子線を照射し,高い分解能でCL像と反射電子像を同時取得できる.
CL像中には1 μm程度の円形像が複数見られた.反射電子像ではCL像中の円形像と同位置で信号量の低下が見られた.
空気は強いCLを発することが知られている.また,空気は水と比較して反射電子を返しにくい.よって,基板に付着したUFBが観測できたと考える.