[19p-P1-1~74] 10 スピントロニクス・マグネティクス（ポスター）

[19p-P1-50] 両ピン構造MTJセンサの作製とノイズ・シグナル測定

木村 豪¹、〇藤原 耕輔¹、大兼 幹彦¹、城野 純一²、土田 匡章²、安藤 康夫¹ (1.東北大院工、2.コニカミノルタ)

キーワード：強磁性トンネル接合、センサ、ノイズ

強磁性トンネル接合（MTJ）センサの低ノイズ化を目指し，フリー層，ピン層の両方に反強磁性層を接合した両ピン構造MTJを作製し，ノイズとシグナルを計測することで磁場分解能を見積もった．測定帯域は生体磁場計測を想定し，0.1～10 Hzの低周波領域で行い，3.3 Hzのシグナル磁場を印加したところ，磁場分解能として2 x 10^-4 Oeが得られた．