2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[19p-P11-1~14] 12.2 評価・基礎物性

2016年3月19日(土) 16:00 〜 18:00 P11 (屋内運動場)

16:00 〜 18:00

[19p-P11-14] カーボンナノチューブ・ポリ酸ネットワークの
ニューロン発火特性のカオス解析

〇(M2)付 凌翔1、田向 権1、小川 琢治2、田中 啓文1 (1.九州工業大学、2.大阪大学)

キーワード:カーボンナノチューブ

近年、ニューラルネットワークに関連してニューロン発火デバイスの研究(脳信号とよく似たスパイク電流・電圧を発生させるデバイス)が多くなされている [1-2]。もしゆらぎ・ノイズなどを介在させることにより一つのデバイスでニューロン発火を再現できるなら、それは画期的なことで脳シミュレーションの みならず情報処理や人工知能・ロボット工学の分野に大きな影響をもたらす。我々はゆらぎ・ノイズ介在によるニューロン発火デバイスを分子素子で作製するこ とであり、将来的には発火の自在制御をめざす。