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[19p-P6-7] プラズマ支援原子層堆積法によるa-TiNX薄膜の極低温合成(Ⅱ)
キーワード:窒化チタン、バリアメタル、原子層堆積法
集積回路の配線材料として用いられるCuはSiに容易に拡散するため、CuとSiの界面に拡散防止膜であるTiNの堆積が必要である。TiNの堆積方法として原子層堆積(ALD)法が主流となっているが、堆積速度の増大、プロセス温度の低温化、成膜装置内汚染の低減などの課題がある。我々はこれらの問題を解決するため、極低温ALD法の開発に取り組んでいる。今回、TiCl4にXeをキャリアガスとしTiCl4-Xe混合凝縮層を低温で形成し物性を評価したので報告する。