2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[19p-S322-1~14] 1.5 計測技術・計測標準

2016年3月19日(土) 13:45 〜 17:30 S322 (南3号館)

野中 秀彦(産総研)、徳留 弘優(TOTO)

15:15 〜 15:30

[19p-S322-7] 質量同時測定型液中粒子計数装置による液中粒子数濃度標準開発

坂口 孝幸1 (1.産総研物質計測標準)

キーワード:液中粒子、濃度標準、不確かさ

液中粒子数濃度測定器は、標準液による校正や試験により信頼性を担保できる。正確さを保証するため、国立研究開発法人産業技術総合研究所では、濃度範囲 5×102 個/g - 2×106 個/g、中心粒径範囲2 µm - 20 µm を校正対象とする全数計数型フローサイトメーター(T-FCM)を用いた液中粒子数濃度一次標準を開発し、校正業務を実施しているが、校正粒子中心粒径下限拡張や測定の迅速化のため、T-FCMを用いた方式から液中粒子計数装置を用いた方式に変更すべく質量同時測定型液中粒子計数装置(Simultaneous-Measurement-of-Mass-Type Optical Particle Counter: SMM-OPC)を開発している。