2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[19p-W242-1~7] 12.1 作製・構造制御

2016年3月19日(土) 13:45 〜 15:30 W242 (西2・3号館)

加藤 徳剛(明治大)

14:00 〜 14:15

[19p-W242-2] 基板-鎖状分子間極性相互作用が関与する薄膜形成初期における素過程の基板温度依存性

竹田 治生1、阿部 峰大1、蓬莱 健一1、神谷 正紀1、松原 亮介1、久保野 敦史1 (1.静大院工)

キーワード:真空蒸着、薄膜

有機薄膜デバイスの性能に影響を与える凝集構造を最適化するためには、薄膜形成初期過程を詳細に検討する必要がある。我々は高分解能かつin situ測定が可能な水晶振動子マイクロバランス(QCM) [1]を用いて、表面修飾した金基板上における鎖状極性分子の吸着・脱離などの素過程について解析してきた[2]。本発表では、基板-鎖状極性分子間相互作用が関与する薄膜形成初期の素過程に対して基板温度が与える影響について報告する。