2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[19p-W321-1~14] 3.7 レーザープロセシング

2016年3月19日(土) 13:30 〜 17:30 W321 (西2・3号館)

石川 善恵(産総研)、和田 裕之(東工大)、池上 浩(九大)

15:30 〜 15:45

[19p-W321-8] レーザー粉末床溶融法におけるTi合金粉末の溶融凝固プロセスのハイスピードビデオカメラ観察及び造形物の組織観察

山下 顕資1、塚本 雅裕2、佐藤 雄二2、升野 振一郎2、山下 順広3、阿部 信行2 (1.阪大院工、2.阪大接合研、3.石川県工試)

キーワード:付加製造技術、粉末床溶融結合、レーザー加工

レーザー粉末床溶融法(PBF)では高い精度で複雑な立体構造の製造が可能である。PBFでは金属粉末へのレーザー照射によりスパッタリングの発生が報告されているが、スパッタリングの表面粗さへの影響や発生プロセスは解明されていない。本研究ではTi合金を用いて金属造形を行い金属粉末の溶融凝固プロセスをハイスピードビデオ観察し、造形物の組織を観察した。その結果掃引速度10mm/secではスパッタリングは発生せず表面粗さ3.9μmを達成した。