[19p-W331-1~16] 12.7 医用工学・バイオチップ

[19p-W331-12] 酸化亜鉛プラズモニックチップを用いたサンドイッチ型高感度イムノセンシング

〇田和 圭子¹、角谷 真詩¹、笹川 知里¹、筋野 拓馬²、中澤 光²、梅津 光央² (1.関西学院大理工、2.東北大工)

キーワード：プラズモン、二重特異性抗体、サンドイッチアッセイ

迅速な高感度イムノセンシングを行うことのできる表面プラズモン励起増強蛍光（SPF）センサーチップの開発を目指し、酸化亜鉛に特異的に結合する二重特異性抗体を用いて、酸化亜鉛コーティングプラズモニックチップの研究を進めてきた。これまでに、1pM以下の蛍光標識腫瘍マーカーEGFRを高感度に検出することができたが、本研究では、サイトカインInterleuikin-6（IL-6）をターゲットとし、二重特異性抗体を捕捉抗体、蛍光標識抗IL-6抗体を検出抗体としたサンドイッチアッセイで従来より迅速かつ高感度なIL-6検出を行うことができた。