2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.7 プラズマ現象・新応用・融合分野

[19p-W611-1~13] 8.7 プラズマ現象・新応用・融合分野

2016年3月19日(土) 14:30 〜 18:00 W611 (西6号館)

佐藤 孝紀(室蘭工大)、白藤 立(大阪市立大)

16:45 〜 17:00

[19p-W611-9] ダイヤフラム放電による有機フッ素化合物PFOSの分解

衛藤 輝1、竹内 希1 (1.東工大)

キーワード:PFOS、ダイヤフラム

有機フッ素化合物は耐熱性,耐薬品性などの優れた物理・化学的性質を有し,産業分野での用途は多岐に渡る。しかし,近年,ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS:C8F17SO3H)をはじめとした有機フッ素化合物の環境中への流出及び蓄積が問題視されている。本研究では,ダイヤフラム放電を利用し,水中に存在するPFOSの分解を行った。実験の結果,PFOSの濃度は1時間の処理で22%減少し,ダイヤフラム放電がPFOSの分解に有用であるとの知見を得た。