11:30 〜 11:45
△ [20a-H135-10] p 型Ga0.5In0.5P における複数種LO 準位と電子遷移系の量子干渉効果
キーワード:量子干渉効果、ラマン分光法、テラヘルツ
近年、金属/半導体のストライプ構造を用いてLOフォノン共鳴の光吸収が観測された。このため、フォノン系電磁誘起透明化はテラヘルツ領域の光変調器、反転分布不要なレーザへの応用が期待される。本研究ではその基礎原理である複数種LOフォノンと電子遷移系の量子干渉効果について調査している。その結果、混晶系において連続準位を介したLOモード間の結合が示された。この結果はテラヘルツ領域光吸収制御の基礎となると考えられる。