[20a-P4-1~71] 17 ナノカーボン（ポスター）

[20a-P4-40] 有限温度でのグラフェン内電子間相互作用によるエネルギー分散補正の計算モデル構築

〇小松 竜大¹、尾辻 泰一¹、Ryzhii Victor¹、Svintsov Dmitry²、Vyurkov Vladimir²、佐藤 昭¹ (1.東北大、2.ロシア物理工科研究所)

キーワード：グラフェン、電子間相互作用

グラフェンテラヘルツレーザーの実現には、グラフェン内の非発光再結合過程、特にAuger再結合を評価する必要がある。グラフェンのAuger再結合確率を算出するために、有限温度でのグラフェン内電子間相互作用によるエネルギー分散補正の計算モデルを構築した。計算によって得られた自己エネルギーの虚部に加えて実部の計算に関して報告する。