[20a-S011-1~8] 13.10 化合物太陽電池

[20a-S011-6] 量子井戸太陽電池における電子と正孔の走行時間および実効移動度の評価

〇トープラサートポン カシディット¹、谷渕 泰三²、加田 智之²、朝日 重雄²、渡辺 健太郎¹、杉山 正和¹、喜多 隆²、中野 義昭¹ (1.東大工、2.神戸大)

キーワード：量子井戸太陽電池、キャリア輸送過程、移動度

本研究ではキャリア走行時間測定法を用いてMQW太陽電池における電子と正孔の走行時間と実効移動度の評価を行った．電子と正孔を調査するためにp-on-n構造とn-on-p構造の試料を作製した．低いバリアのMQWでは電子と正孔ともに速度と電界が線形比例であった．一方，高いバリアのMQWの正孔は電界に対して速度が飽和した様子を示した．より詳しい議論は公演内で報告する．