[20a-S622-1~11] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

△ [20a-S622-4] 近接場反射顕微分光法の開発と金属ナノ構造体の分光特性の究明

〇溝端 秀聡¹、井村 考平¹ (1.早大理工)

キーワード：近接場光学顕微鏡、プラズモン、ナノプレート

照明−集光モードを利用した近接場反射顕微分光法を開発した。照明−集光モードにおいて，試料と近接場プローブ先端の距離を変化（位相シフト）させながら，各位相において多チャンネルの分光測定を行う装置を開発した。分光データは，各チャンネルごとに，位相を考慮し復調した。本装置を用いて銀ナノプレートの反射測定を行った。観測結果から，本装置が金属ナノ構造体の近接場反射分光に有用であることが示された。