[20a-W323-1~12] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[20a-W323-1] 電子線誘起局所電界操作によるバイオ分子操作とin-situ リソグラフィ

〇星野 隆行¹、宮廻 裕樹¹、満渕 邦彦¹ (1.東大院情理)

キーワード：DNA、電子線描画、倒立型電子線描画システム

倒立型電子線描画システムにより電解質水溶液内に生じさせた局所電界を用い，DNAなどのバイオ分子の操作やその場パターニングについて報告する．Phase T4GT7 DNA を蛍光色素YOYO-1iodideで標識し，褪色防止剤，脱酸素剤と共に最終濃度35 nMbp に希釈しSiN膜上に滴下した．加速電圧2.5 keVで電子線照射し生成される局所電界，およびナノポアの作用によるDNAの局所的濃度や構造のダイナミクスを，対向した蛍光顕微鏡でその場観察した．