2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[20a-W833-1~9] 9.1 誘電材料・誘電体

2016年3月20日(日) 09:30 〜 12:00 W833 (西8号館)

小島 誠治(筑波大)、永田 肇(東理大)

10:00 〜 10:15

[20a-W833-3] 熱処理によるペロブスカイトイットリウムアルミネートの構造変化がフォトルミネセンスに与える影響

〇(DC)森本 貴明1、大木 義路1,2 (1.早大先進理工、2.早大材研)

キーワード:フォトルミネセンス、ペロブスカイトイットリウムアルミネート、熱処理

ペロブスカイトYAlO3(YAP)を熱処理すると、YAP本来のXRDピークとCr3+とEr3+のPLが、1250oCでほぼ消滅し、1300oCで再び出現する。両PLとXRD強度の温度依存性には、相関係数0.9以上の強い相関があるため、両PLの消滅と再出現はYAPの消滅と再出現に起因する。この結果は、YAPが高い結晶性を持つときにのみ両PLが光るという我々の報告に確証を与えている。