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[20a-W833-3] 熱処理によるペロブスカイトイットリウムアルミネートの構造変化がフォトルミネセンスに与える影響
キーワード:フォトルミネセンス、ペロブスカイトイットリウムアルミネート、熱処理
ペロブスカイトYAlO3(YAP)を熱処理すると、YAP本来のXRDピークとCr3+とEr3+のPLが、1250oCでほぼ消滅し、1300oCで再び出現する。両PLとXRD強度の温度依存性には、相関係数0.9以上の強い相関があるため、両PLの消滅と再出現はYAPの消滅と再出現に起因する。この結果は、YAPが高い結晶性を持つときにのみ両PLが光るという我々の報告に確証を与えている。