2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[20p-P12-1~31] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年3月20日(日) 16:00 〜 18:00 P12 (屋内運動場)

16:00 〜 18:00

[20p-P12-12] 生体親和性酸化亜鉛ナノ粒子への金担持と光学特性

飯塚 真理1、〇藤井 政俊1、橋本 英樹2、藤田 恭久3 (1.島根大、2.島根大戦略的研究推進センター、3.島根大院総合理工)

キーワード:酸化亜鉛、ナノ粒子、光学特性

紫外領域の強い励起子発光と可視光領域に発光を持つ酸化亜鉛微粒子は,その生体安全性から生命科学・医学系研究のためのラベル物質として注目されている.しかし,酸化亜鉛のバンドギャップは 3.4 eV と広く,発光を起こすためには紫外領域の光照射を行う必要がある.これまで,可視光領域にプラズマ吸収があり,かつ生体安全性のある金微粒子をサイズを制御しつつ酸化亜鉛微粒子に担持し,この吸収を利用した可視光励起を検討してきた.本研究では,担持される側の酸化亜鉛微粒子の作成条件の違いによる,粒子径状・粒子サイズ等の差異に注目して金担持酸化亜鉛の光吸収特性と発光特性を検討した.