13:30 〜 15:30
[20p-P4-10] 金テーパー構造におけるフェムト秒プラズモン集光特性の向上に向けた数値モデル計算
キーワード:ナノフォトニクス、表面プラズモン
我々は,平面波入射においてもSPPが理想的にチップ先端に集光するような回折格子の形状,より広帯域なSPPを励起できる形状を設計するために,FDTD法を用いたシミュレーションを行った。回折格子の形状は直線型回折格子と波面に沿って整形した湾曲回折格子の二種類であり,励起光源は平面波と金テーパーの曲率に沿うように波面を調整したモデルを用いた。回折格子の形状を湾曲回折格子にすると効率が明らかに高くなることが示された。