13:30 〜 15:30
[20p-P5-11] 電気粘性流体中の音速測定: 光ファイバ型電界分布センシングの実現に向けて
キーワード:電気粘性流体、光ファイバセンサ、電界分布計測
光ファイバ中のブリルアン散乱に基づく電磁界分布センサ実現のための第一歩として、室温における粒子分散系の電気粘性流体の音速 および その粒子濃度依存性を調査した。測定された音速は約960 m/sであり、水中での値(~1480 m/s)の約2/3であった。また、濃度の増加に伴って音速も増加する傾向にあった。一般に固体中では液体中よりも音速は高いため、溶媒中に分散している粒子の濃度が増加することで電気粘性流体中の音速が増加するのは妥当である。