2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

[20p-P5-1~13] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

2016年3月20日(日) 13:30 〜 15:30 P5 (屋内運動場)

13:30 〜 15:30

[20p-P5-2] KTN結晶を用いた光偏向の繰り返し再現特性

佐々木 雄三1、坂本 尊1、上野 雅浩1、豊田 誠治1、山口 城治1 (1.NTT DIC)

キーワード:KTN、光偏向器

我々はKTa1-xNbxO3 (KTN) 結晶による光偏向器を用いて1.3μm帯 Swept Source Optical Coherence Tomography (SS-OCT)用の光源を開発している。SS-OCT信号である干渉波形の位相情報を利用する計測では、波長掃引毎の位相の時間安定性が重要である。この安定性は波長掃引光源のジッタに大きく依存するので、発振波長を掃引するKTN光偏向器について、走査毎の繰り返し再現特性を評価した。数百周期の干渉波形が生成されるSS-OCT計測の一掃引において、干渉波形の一周期以下の高い時間的安定性が得られた。