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[20p-P5-2] KTN結晶を用いた光偏向の繰り返し再現特性
キーワード:KTN、光偏向器
我々はKTa1-xNbxO3 (KTN) 結晶による光偏向器を用いて1.3μm帯 Swept Source Optical Coherence Tomography (SS-OCT)用の光源を開発している。SS-OCT信号である干渉波形の位相情報を利用する計測では、波長掃引毎の位相の時間安定性が重要である。この安定性は波長掃引光源のジッタに大きく依存するので、発振波長を掃引するKTN光偏向器について、走査毎の繰り返し再現特性を評価した。数百周期の干渉波形が生成されるSS-OCT計測の一掃引において、干渉波形の一周期以下の高い時間的安定性が得られた。