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[20p-P7-20] パルス細線放電法による有機物被覆マグネシウム粒子作製
パルス細線放電法による有機物被覆マグネシウム粒子作製
キーワード:マグネシウム、粒子、パルス細線放電
Mgは、軽量部材や水素貯蔵材として知られているが、酸化しやすいためにMg粒子の作製は困難であった。本研究では、ほかの酸化しやすい金属超微粒子作製に効果があったパルス細線放電(PWD)法により、Mg粒子作製を試みた。作製した粒子は、XRDおよびTEM/SADの結果より、MgO超微粒子が存在しているもののMg粒子からなり、その粒径は76nmであった。また、室温大気中1ヶ月酸化が進まなかった。この結果から、PWD法によりMg粒子作製が可能であることが判明した。