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[20p-S011-11] Ir(111)/α-Al2O3(0001)基板上グラフェンのエピタキシャル成長および電気化学的転写
キーワード:グラフェン、CVD、転写
前回、Ir(111)/α-Al2O3(0001)基板上に単層グラフェンをCVD成長することに成功したが、面内の結晶方位関係が未解明であった。今回、RHEED観察により、結晶方位関係が graphene<11-20>/Ir<11-2>/α-Al2O3<11-20>であることがわかり、基板回転に対して6回対称のRHEEDパターンが得られたことからグラフェンが単結晶であることがわかった。併せて、NaOH水溶液を用いた電気化学転写法について検討を行い、SiO2/Si基板上への一様な転写に成功した。また、同一の基板を再利用した複数回の成長と転写にも成功した。