[20p-S223-1~8] 13.7 ナノ構造・量子現象

[20p-S223-1] 配位子交換によるPbS量子ドット超格子の電子結合状態の制御

〇末続 文正¹、加納 朋弥²、丹羽 慶輔²、向井 剛輝^1,2 (1.横浜国大理工、2.横浜国大院工)

キーワード：量子ドット、配位子交換、超格子

現在、高効率太陽電池を実現するため、量子ドット（QD）超格子を用いた太陽電池が研究されている。超格子構造中では、QDの電子波動関数が重なり合い、中間バンドが形成される。我々は、テンプレート法を用いて均一性の高い化学合成QDを3次元的に周期配列し、これまでに超格子形成を示唆する特異な励起準位からの発光を確認した。本研究ではQDの配位子をより短いものに化学的に交換することで、基底準位での中間バンド形成を試みた。