[20p-S622-1~19] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[20p-S622-3] 帯電ナノ微粒子の自発的配列を用いた表面プラズモン共鳴構造色

〇米山 貴之¹、青木 画奈¹、藤井 稔¹ (1.神戸大工)

キーワード：構造色、プラズモン、ナノ微粒子

退色しない発色材料として応用が期待される表面プラズモン共鳴構造色を、安価かつ短時間に発現する手法を提案する。同符号に帯電したナノ微粒子が、微粒子間にはたらくクーロン力により自発的に所定の間隔で三角格子配列を形成する。この性質を利用し、配列構造の上に金属を蒸着することで、サブミクロンスケールの金属凹凸構造を得る。共鳴波長は微粒子サイズと間隔に依存するため、容易に広範な構造色が得られる。