2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[20p-W242-1~16] 12.1 作製・構造制御

2016年3月20日(日) 13:45 〜 18:00 W242 (西2・3号館)

龍崎 奏(九大)、小野寺 恒信(東北大)

17:15 〜 17:30

[20p-W242-14] 配向した主鎖型液晶エラストマーの昇降温における自発変形

平岡 一幸1、篠崎 凌1、住友 昌平1 (1.東京工芸大工)

キーワード:液晶エラストマー、高分子ネットワーク、形状記憶

主鎖型液晶高分子BB-nを応力印加架橋して得た主鎖型液晶エラストマーについて、昇降温における変形を検討した。8.5倍延伸しながら架橋した試料の場合、一回目昇温では等方相への転移において収縮し1/7.5の試料長となった。一回目降温では等方相-液晶相転移において伸長し、室温の試料長は等方相に比べ5倍となった。二回目の昇降温では一回目の降温過程と同じ道筋をたどり5倍程度の自発的・可逆的伸縮が確認された。