[20p-W521-1~16] 12.4 有機EL・トランジスタ

[20p-W521-11] ビアントラセン分子による、遅延蛍光を示さない蛍光有機EL素子

〇夫 勇進^1,2、佐竹 麗¹、大友 崇裕¹、林 里香³、佐藤 徹^3,4、佐藤 啓文^3,4、片桐 洋史¹、笹部 久宏¹、城戸 淳二¹ (1.山形大院理工、2.JSTさきがけ、3.京大院工、4.京大ESICB)

キーワード：有機EL

近年、T₁を経由しないより高次な三重項励起状態(T_n)からの逆項間交差による蛍光有機ELの高効率化が提案され始めている。本研究では、モノアントラセン分子とビアントラセン分子の電子状態･光電子物性･有機EL特性を比較検証し、TTAやTADFのようなT₁からの逆項間交差を経由しない蛍光有機ELの新たな高効率化プロセスを明らかにした。