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[20p-W531-14] TCNIをドナーとする新規有機CT結晶の合成
キーワード:有機太陽電池
有機電荷移動錯体結晶を単一光吸収層として用いることで、有機太陽電池の高電圧化を目指している。TCNIH-アニオンとMV2+カチオンの混合溶液から得られる有機塩は、TCNIH-単独では見られない近赤外光吸収を示すと共に、固有のXRDパターンを示した。CV測定によりエネルギー準位を見積り、TCNIH-とMV2+がそれぞれドナー、アクセプターとなるCT吸収材料となることがわかった。