2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.3 臨界電流,超伝導パワー応用

[20p-W810-1~10] 11.3 臨界電流,超伝導パワー応用

2016年3月20日(日) 13:45 〜 16:45 W810 (西8号館E1001)

末吉 哲郎(熊本大)、筑本 知子(中部大)

14:45 〜 15:00

[20p-W810-4] EuBCOコート線材における磁化緩和挙動と支配因子

小野寺 優太1、今村 和孝1、鈴木 匠1、東川 甲平1、井上 昌睦1、衣斐 顕2、吉田 朋2、町 敬人2、和泉 輝郎2、木須 隆暢1 (1.九大院シス情、2.ISTEC)

キーワード:磁化緩和、REBCO線材

テープ形状の線材でマグネットを構成する場合、幅広面に誘起される遮蔽電流による磁化が大きく、磁場の均一性や安定性に影響を与えるが、その磁化の外部磁場あるいは温度に対する挙動、バイアス条件の履歴などは十分に解明されていない。本研究では、垂直磁界下の素線の磁気モーメントの挙動を評価し、その外部磁界や温度履歴の影響について実験的に調べると共に、緩和特性より導出される電界-電流密度特性の解析を行った。