[20p-W834-1~12] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

[20p-W834-1] 単一磁束量子リング・オシレータのジッタの評価

〇下田 知毅¹、佐野 京佑¹、阿部 裕¹、山梨 裕希¹、吉川 信行¹ (1.横浜国大院工)

キーワード：超電導体、SFQ回路、ジッタ

近年、SFQ回路を利用したTDCで構成される高分解能TOF-MSシステムの開発が行われている。極めて高い時間分解能を有した二重発振器型TDCでは、2.5 psの時間分解能が実現されている。しかしながら、二重発振器型TDCは内部発振器のジッタによって、性能が大きく制限されてしまう。今回、スペクトル・アナライザを利用してジョセフソン伝送線路で構成されるSFQリング・オシレータの発振スペクトルを測定し、発振器のジッタの評価を行った。