2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 医学分野におけるRI利用の現状と展望

[20p-W9-1~6] 医学分野におけるRI利用の現状と展望

2016年3月20日(日) 13:30 〜 16:45 W9 (ディジタル多目的ホール)

石津 秀剛(アイソトープ協会)、山口 充孝(原子力機構)

14:30 〜 15:00

[20p-W9-3] モンテカルロシミュレーションを用いたRI内用療法における細胞生存率の見積もり

平野 祥之1、長谷川 純崇2 (1.群大重粒子、2.放医研分イメ)

キーワード:RI内用放射線療法、細胞生存率、Geant4-DNA

RI内用放射線療法において、高LET放射線のα線やオージェ電子は高い生物学的効果を持ち、これらの核種を抗体反応によって細胞核まで運ぶことで、より効果的に細胞を殺傷できる。本研究では、細胞生存率を予測するモデルの一つであるMK(microdosimetric kinetic)モデルとモンテカルロシミュレーションコードGeant4-DNAを用いてα核種のAt-211とオージェ核種のIn-111が細胞膜にある場合と細胞核にある場合での細胞生存率を見積もった。