2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[21a-H116-1~11] 3.8 光計測技術・機器

2016年3月21日(月) 09:00 〜 11:45 H116 (本館)

大谷 幸利(宇都宮大)

09:15 〜 09:30

[21a-H116-2] In+イオン光周波数標準のための深紫外コヒーレント光源

李 瑛1、大坪 望1、松原 健祐1、井戸 哲也1、早坂 和弘1 (1.情通機構)

キーワード:半導体レーザー、光周波数標準、周波数安定化

アルカリ土類型電子配置を持つIn+イオンは、10-18台の確度を実現する光周波数標準として期待されている。我々はIn+の共同冷却に40Ca+イオンを用いる。線幅0.8HzのS0-3P0遷移(波長236.5nm)の時計遷移はIn+イオンの1S0-3P1遷移(波長230nm、線幅360kHz)を用いた電子シェルビング法により検出する。この講演で波長236.5nmと波長230nmの深紫外コヒーレント光源の開発と周波数安定化を報告する。