2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[21a-P2-1~52] 1.2 教育

2016年3月21日(月) 09:30 〜 11:30 P2 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[21a-P2-8] レーザ回折投影法によるタッチパネル透明電極のパターン解析

栗山 健二1、鈴木 三男2 (1.静岡大工、2.福島高専)

キーワード:レーザ回折投影法、タッチパネル透明電極、2次元回折格子

2次元回折実験の教材開発を行う。これまでも透過型回折格子を直交させて貼り付けたものを用いた2次元回折実験を実施している。この実験では、回折格子の交差した部分が格子点で回折をしてX軸・Y軸座標に等間隔の回折縞(点列)を形成する。我々は、2次元回折実験のサンプルとして、スマートホンのタッチパネル(透明電極基板)を使用した。現在は、物理実験にタッチパネルによる2次元回折縞の観察を導入した段階であり、今後は、2次元回折格子による回折縞の座標点を基準にして、タッチパネルの電極により生じる回折縞の間隔の測定からX軸・Y軸の電極間の距離を求める実験への展開を検討している。