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[21a-P8-5] 金属薄膜の相対反射率変化による太陽電池モジュール内の酢酸検出
キーワード:太陽電池、酢酸、非破壊検出
太陽光発電の発電単価低減のために,太陽電池(PV)モジュールの長寿命化が試みられている.PVモジュールが劣化する要因の1つに,モジュール外部から浸入した水分と内部の封止材(EVA : Ethylene-Vinyl Acetate)との加水分解反応により生じる酢酸が挙げられるが,酢酸の非破壊検出は困難であった.本研究では,PVモジュール内にSn 薄膜とAu 薄膜を封入,酢酸腐食によるSn 薄膜の変化をAu 薄膜との相対反射率で表した,非破壊酢酸検出法を考案した.