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[21a-S322-9] 冷却過程の異なるナノポーラスカーボンの水素吸蔵特性
キーワード:ナノポーラスカーボン、炭素材料、水素吸蔵特性
アルカリ賦活法は温度域によって支配的な反応が異なるため、賦活プロセスの違いでナノポーラスカーボン(NPC)の細孔構造が変化する。本研究では冷却過程の異なるNPCを合成し、水素吸蔵特性評価を行った。自然冷却法と急速冷却法で合成した試料の水素吸蔵量は5.5と7.2wt.%であり、冷却速度を速くすることで細孔構造が変化し、水素吸蔵量が増加したと考えられる。この様に、アルカリ賦活プロセス中の冷却過程はNPCの水素吸蔵特性に影響を及ぼす。