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[21a-S611-4] 水晶を用いた高強度光励起波長変換の検討
キーワード:擬似位相整合、水晶
非線形光学波長変換では、非線形光学媒質の選択が重要である。我々はこれまで、LiNbO3やLiTaO3など強誘電体結晶を用いた擬似位相整合による、Nd:YAGレーザー等の1.064µm帯高強度光波長変換を報告してきた。その一方で、マイクロチップレーザーなど小型高強度ピコ秒光源の開発進展により、より高耐久の非線形光学材料が必要な状況となってきた。本報告では、水晶を用いた高強度光励起波長変換の基礎検討について報告する。