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[21a-W323-9] Ge-Sb-Te準安定相バルク状熱電材料の作製条件の検討
キーワード:熱電材料、準安定相
Ge2Sb2Te5は、通常の作製方法では六方晶(安定相)が形成され、スパッタリング等の非熱平衡反応で立方晶(準安定相)が形成できる。これまで立方晶については、薄膜状でのみ室温以上の輸送特性が報告されているが、その特性は作製方法や膜厚に強く依存していた。ごく最近、立方晶が室温以下での熱電材料として有望である報告があったことを受け、本研究では、Ge2Sb2Te5 準安定相バルク状試料作製を試み、室温以下での輸送特性を明らかにする事を目的とした。