2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[21a-W531-1~11] 12.5 有機太陽電池

2016年3月21日(月) 09:00 〜 12:00 W531 (西5号館)

沈 青(電通大)、磯村 雅夫(東海大)

09:15 〜 09:30

[21a-W531-2] チオシアネートを有する2次元擬ペロブスカイトを用いた
ペロブスカイト太陽電池に関する研究

沼田 陽平1、實平 義隆1、宮坂 力1 (1.桐蔭横浜大学)

キーワード:ペロブスカイト太陽電池、2次元構造

ペロブスカイト太陽電池は高い変換効率と製造コストが低いため広く研究されているが耐久性が低いという問題がある。2次元構造を持つ擬ペロブスカイトは高い耐久性を有しているが、キャリア移動度が低く、変換効率は最高でも4%程度に止まっている。最近報告されたチオシアネート(SCN)でハロゲンの一部を置換したMA2PbX2(SCN)2が高耐久性と高い変換効率を有することに着目し、カチオン種、及び、ハロゲンの交換を行いその影響について検討した。